みなさまごぶさたしております。リブの飼い主です。
何度か更新しようと思ったものの
結局節分の日を最後に更新を止めたままにしていました。
しかし、これだけはご報告しなければ・・・と
今日7か月以上ぶりの更新です。
悲しいご報告になります。
リブが9月19日の午前9時前に天国へと旅立ちました。
ここ1年ほどは粗相の回数も増え
日中はただボーッとしていることも増えましたが
暑くなる直前までは散歩にも普通に行ってました。
2か月前まではまだ食欲もあり
吠えて跳ねて晩ご飯を催促する日もあり
果物は皮を剥いているときから我慢できずに吠えました。
それでもやはり衰えはやってくるものです。
なんとか猛暑を乗り切ったかに見えましたが
9月に入ると徐々に食欲がなくなり
そのうち朝ご飯はほとんど食べなくなりました。
そこから昼ご飯もほとんど食べなくなり
晩ご飯も食べなくなり
ついにほんのちょっとの食べ物とお水だけを飲むようになり
ここ2日間はお水もあまり飲めなくなりました。
目に力がなくなって立ち上がるのも少し困難になり
明らかに辛そうだったので
予定より早く動物病院で診察をしてもらいましたが
心臓病も悪化はしてないし
先生に何度も愛想を振りまきに行ったみたいで
「まだ大丈夫」と言われ
点滴を受けて帰ってきました。
帰ってきたときはフラフラしながらも尻尾を振っているように見えましたし
表情も明るくホッとしていたように見えました。
でも、まもなくお水の容器の横でまたぐったりし始めました。
それでも晩ご飯の時間になると動き始めたので
ゼリー状の晩ご飯を口元に近づけましたが食べませんでした。
病院からもらってきた流動食を無理やり飲ませてからは
立ち上がって徘徊を始め、あちこちで異常行動を繰り返しました。
2階に上がれなくなったリブのために両親が居間で一緒に寝るようになったのですが
就寝時間になってもリブはあちこち動いて落ち着いて眠れないようでした。
突然バタバタと動き出してはぐったり
鼻をぶつけてガタガタと音を立ててはぐったり
また突然立ち上がって
積み重ねた毛布や座布団の間の狭いところに
無理やりに挟まっていきそのまま動かなかったり
また突然バタバタと動き出したと思ったら
居間の端っこで粗相をしました。
母が慌ててペットシーツを敷き詰めたトイレに連れて行ったあとは
その場でぐったりと倒れ、痙攣を始めました。
寒いのだと思い毛布を掛けてさすってやりましたが
また突然立ち上がろうとしては倒れ込みぐったりを繰り返します。
思うように動けない体でのたうち回っているようでした。
一度声にならない声を宙に向かって出したように見えましたが
結局そのまままたぐったりと
目を細めて小さいけど荒い呼吸をして
ただ苦しみに堪えているようでした。
そのようなもうダメなのかな？という状態が続き
明るい朝がやってきました。
流動食をなんとか飲ませたあと
また狭いところに顔を突っ込んで荒い呼吸をし続けましたが
数十分後ついに力尽きました・・・。
吠えもせず鳴きもせずよく頑張りました。
動物病院では死にたくなくて
最期はずっと暮らした家に帰って
家族みんなと一緒に過ごしたくて
診察室では強がって見せたのかもしれません。
9月18日に15歳と9か月になったところでした。
飼い始めてすぐに太らせてしまったり
父が甘やかして人間の食べ物を与えてしまったり
歯磨きも耳掃除も嫌がってあまりちゃんとできなかったり
白内障にも罹り始めたのに、それほど白濁が進まなかったり
完璧な飼い主ではなかったのに
心臓病以外の大病もせず、怪我もせず
ホントに奇跡のように15年以上家族の一員でいてくれました。
あまり遊びに連れて行けなかったことは悔いが残りますが
それでもできる限りそばにいて愛情は注いだつもりです。
最期は声を掛けたら今にも起き上がりそうなぐらいに
穏やかで幸せそうな顔でいてくれました。
ペットショップで父の顔をなめて尻尾をもげそうなぐらいに振って
「飼って！飼って！」と猛アピールしていた姿は今でも忘れられません。
お家に迎え入れたとき
リブを囲っていた父、母、私とちゃんと順番に甘えに来てくれた姿も忘れられません。
リブ＝liveには「生き永らえる」という意味があったり
発音の違いで「生き生きとした」「活発な」「溌溂とした」という意味になります。
リブは本当に名前の通りに生きてくれて
たくさん癒し続けてくれて
今は感謝しかありません。
リブちゃん、もう天国で元気にしてるよね？
ありがとうね。
大好物のメロンにワクワク(2019年7月30日撮影)
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