(今日も狩猟犬の嗅覚で、ある場所にたどり着きました…)
何かいますっ!!
においますっ!!
この辺ですっ!!
(と、今日も大興奮でこの辺りを行ったり来たり…)
ここからにおいますっ!!
ここですっ!!
BOW WOW !!
BOW WOW !!
(と、甲高い声で吠えまくるので、石を投げ入れてみましたが
何も出てこないので、試しにこの穴の前までデジカメを持った
手を伸ばしてをフラッシュ撮影してみたところ…)
「あ!」
「イタチの寝床やぁ~!」
娘さん!
どうしたらいいですか!?
「いや、どうしようもないでしょ…」
(このあとも、どうにか捕まえたいのか、用水路とは逆の出口を張ってみたり
カリカリと出口付近を引っ掻いてみたり、この場を離れようとしませんでしたが、
追いやれそうな棒も周りにないので、昨日と同じく、必死に引っ張って帰りました)
「狩猟犬って大変やなぁ…」
「リブちゃん、イタチや!」
イタチですと!?
(私の一言で狩猟犬魂に火をつけたリブ…)
(自慢の嗅覚でもって、イタチの逃げ隠れた場所を見つけ…)
コラァ~!!
出てきなさいっ!!
(イタチも負けじと丸太の隙間から、ギャンッ!ギャンッ!と鳴いて
牙をむいて応戦してきたもんだから…)
なんだと~!!
BOW WOW !!
BOW WOW !!
BOW WOW !!
(大きな声が響き渡る…)
(あまりにも激しい闘いだったので、写真が撮れず…)
(とりあえず、リブが鼻なり前足なりを咬まれるとヤバイので
帰ろう!と引っ張ったのですが、頑固な狩猟犬は動かず…
ちょうどやってきた両親がイタチを追いやってくれました。
すると、諦めきれずまだイタチを追おうとするリブでしたが
無理やり引っ張って家に連れ帰りました)
(久々の大興奮だったので、いつも以上にお疲れのリブ)
バッチャ、ベッチャ、バッチャ、ベッチャ…
(お水をガブ飲み)
ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ
ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ…
(リブの開口呼吸音がキッチン中に響き渡る…)
疲れました…
ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ…
「しかし、イタチがあんな風に鳴いて
応戦してくるとは意外やったな…」