一月前の今頃・・・

夜更ししてて思い出したけれど
一月前の今頃は
リブの様子が明らかにおかしくて
家族全員起きてたっけ・・・

夕方に再度病院で診てもらう予定だったので
父の説明が頼りないのでは？？？と思い
私も一緒に病院に付いていく約束をしていました。

結局それは叶わず
朝に旅立ってしまったけれど・・・。

苦しかっただろうなぁ・・・

旅立ってから3日目ぐらいまでは
玄関からパキッパキッという音が聞こえてくるたび
あれ？リブいる？って錯覚してしまうほどでした・・・

リブのいないリブの誕生日を迎えるんだ・・・とか
リブとの年越しってどんな感じだったっけ？とか
リブとのお正月はどうしてた？？？とか
思い出せることとか
なぜか思い出せないこととか・・・

確かにいたはずなのに・・・不思議な感覚

逢いたいなぁ・・・
ナデナデしたいなぁ・・・
膝の上にお尻乗っけてほしい・・・

甘噛みされたい・・・
ハイタッチとかしたい・・・
バーンって指の鉄砲で撃つ前にさっさと倒れちゃう芸が見たい・・・

話しかけてる途中で大きなため息つかれたい・・・
果物を見せたらキラキラ輝いたあの瞳がまた見たい・・・


化けてでも出てこないかなぁ・・・

リブのカジカジを探せ！

リブを飼い始めて少ししたら
歯の生え変わり時期に歯が痒いらしく
いろんな場所をカジカジされました。

今日はちょっとリブのカジカジ跡を探してみました。

階段を上がったところの角

待ちぼうけでごろ寝している時に
カジカジしたのかしら？

階段の一番下の角

これはちょうど歩いてきたら
お口が当たっちゃう良い位置にあるんですよねぇ

事務所のイスの高さを調節するところ(ホコリ溜まってた)

実は2か所こんな感じになってた・・・
これはちょっと高いところなんですけど
わざわざ首を伸ばしてカジカジしてたのかな？

一番痛かったのは
ホットカーペットのコードを噛み千切られたことかな？
おチビちゃんの頃の写真

たぶんこの下に敷いてた・・・

電源を入れてなかったときなんでしょうけど
よく感電しなかったなぁ・・・

夢で逢えたら

リブが旅立ってから
2回だけリブが夢の中に出てきました。

1回目はもう白くなっておばあちゃんになったリブ。
でもとても元気で家中を走り回ってました。

今年に入ってから足腰が弱くなったみたいだけど
それでもたまに突然テンションが上がって走り出したことあったっけ。

そして今日は2回目。

出先から少し遅い時間に家に帰ってきたら
リブが「おかえり～」とノソノソとお出迎えしてくれました。

私は嬉しくて
リブの体を全身ワシャワシャワシャワシャと
指でマッサージしてあげました。


あ・・・8月の下旬にそういうことがあったなぁ・・・と
思い出しました。

夜の12時を少し回っていました。
年を取ってからはめずらしく気付いて出迎えてくれたんですよね・・・。

嬉しくて
「リブちゃん、ただいま～！迎えに来てくれたん？ありがとう～！」と
しばらくワシャワシャとマッサージしてやりました。


きっとリブに触れたいなぁ・・・
って気持ちが夢の中に現れたんですね・・・。

リブのいない留守番

週末は両親が朝から遠出する日が何回もありました。

まだ若くて甘えん坊の時は寂しそうに遠吠えをするリブの声で
何度も目が覚めて、下に降りて「私がいるよ～」と慰めました。

落ち着いてきた頃は1階のベッドではなく
2階でのんびり寝てる私の部屋の前のベッドまで
上がってきて眠りに来ていました。

半年ぐらい前から2階に上がりづらくなっていたので
夏以降はもうすでに片づけてしまっていたけど
ここにベッドを置いていました。

12歳ぐらいまでは
両親が帰ってくるのをいち早く出迎えたい気持ちと
私のそばに行きたい気持ち半々で
階段を上がったところや
階段の4～5段目で伏せをして待っていることもありました。

薄暗くなってからリブがいることに気付かず降りて行って
リブを踏ん付けてびっくりして
私だけ滑って落ちたこともありました

平日の暑い時期は事務所に入ってすぐ左
冷房がついている日も一番風が当たるところだとわかってか？
ついこの前までここでよく寝転んでいました。

リブの姿が見えないときも
まずこの場所からチェックしました。

暑くない時期は事務所の応接場のソファの上で
寝るのが大好きでした。

元気な頃はあちこち場所を変えて寝ていたけど
晩年自分の力で上がれる頃までは
この席でいびきをかいて寝ていることが多かったです。

5月に急に暑くなった日や
6月以降の休日や冷房がついてない時間は
玄関の石の上が定位置でした。

旅立つ数日前も涼しくなったと思ったらまた暑い日が続き
ここに寝転んでいることが多くなりました。
旅立つ直前はここに降りて行くのもしんどそうでした。

休日の日中や晩ご飯後など両親が居間でくつろいでいるときは
ここに置いたベッドの上で丸くなったりカバーの中に潜り込んで
寝ていました。

コタツを出していた頃は
コタツの中に入ったり
ホットカーペットを敷き始めてからは
両親の間で川の字になって寝たり
父の足の間に挟まって寝たり・・・
母にくっ付いて寝たり・・・


一緒に車に乗って出かけた回数は少なく
誰かが必ず一緒に家にいることの方が多かったから
寂しい気持ちにさせたことは少ない方かもしれません。
晩年は特にそういうことの方が多くて
でももしかしたら退屈だったかもしれません・・・。

それでも何度かリブを数時間一人ぼっちで留守番させたこともありました。
ほとんど誰かが一緒に家にいるからこそ
その数時間がとても長く感じられたかもしれません。
でも寂しいからといって問題行動を起こすことも一切なく
じっと我慢の子で待っていたんだと思います。

今日はリブが旅立ってから
初めて私一人で長めの留守番をしました。
当たり前に一緒に留守番をしていたリブが
どこにもいなくて・・・
とても寂しく感じました。

もしかしてリブも誰もいない数時間は
こんな風に家中をあちこち歩いて
結局疲れてしまってじっとしていただけなのかも？

もう天国で友達ができてるよね？
犬見知りにさせてしまったから心配だな・・・。

ちょっとした後悔

リブが旅立つ10日ぐらい前から
夜中に家中をウロウロ徘徊するようになったのですが
旅立つ5日前カチャカチャと歩く音が気になり
様子を見ようと私が2階から降りようとしたら
リブが階段の一番下の段に両前足を置いて
体を伸ばして上を見上げてました。

「リブちゃんどうしたん？上がりたいの？」
と声を掛けながら降りて
他の用事を済ませ
またリブの様子を見に来たら
同じように階段の一番下の段に両前足を置いて
上を見上げていました。

「リブちゃん、上には誰もいないよ？」

父が泊まりで登山に出掛けていていなかったので
「お父さんも上にいないよ？」
と声を掛けて階段から前足を下ろしたら
そのあとはもう納得したように同じことはしませんでした。

翌日母が
「思い出すようにしていろんな場所を端から端までウロウロしてるわ。
お風呂場のタイルの上でもジッとしてたよ。2階にも上がりたいのかもね」
と言いました。

夜はみんなで2階に上がり
リブ用に用意してあげた場所とベッドで毎日眠り
時には両親の布団の上で眠ったり
真冬には布団の中に潜り込んで眠っていた場所・・・。

自分で2階に上がれなくなってからは
父か私が抱きかかえて連れて上がったり
カチャカチャ動き出したら抱きかかえてトイレに連れて降りたり
自分で下に降りられたと思ったら、ウン〇を踏んづけて上がってきて
床や階段や廊下や布団を汚してしまったり・・・。

両親が出かけてしまって私と一緒にお留守番のときは
私が下にいないときに2階に上がってきてくれて
座っている私の横にぴったりお尻をくっつけてきたり
兄の部屋の窓から外を覗いて遠吠えしたり・・・
2階でもかなりの長い時間を過ごしたんだったね・・・。

今思えば、抱きかかえて最後に2階もウロウロさせて
満足するまで見せてやったら良かったなぁ・・・
と少し後悔しています。